【公開セミナー08/27】10代後半に必要な学びとは?①
10代後半からの若者たちがこの社会を生きていく上で、どんな学びが必要なのかを考えあう、公開セミナーシリーズです。
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第1回は、私立自由の森学園高等学校校長の、菅間正道さんをお迎えして、コスモ高等部スタッフと対談を行います。この菅間さんの話、とにかく多くの人に聞いてほしい。
「子ども」の施策と「青年期」の施策の狭間にあるこの年代は、義務教育制度からはずれ、児童福祉制度の切れ目をむかえ、不利な状況にある若者にとっては、利用できる社会保障制度にも迷うことになります。また、高校という学校制度では、例えば「単位を金で買う」との表現にもあるような実態が、私たちのかかわる若者たちからもよせられ、「後期中等教育の瓦解状態」ともいえる現実が徐々にひろがっているようにもみえます。
私たちの実感として、社会保障につながりきれず、また後期中等教育で実質的な学びが保障しきれない層が、確実に拡大しています。二重の意味での「社会的な放置状態」におかれている若者たちがいると言っても、過言ではない。
変化の激しい現代社会では、「一人前」のイメージが社会的にもおおきくゆらいでおり、「おとな」への移行期である義務教育終了からの数年間で、いったいどんな学びをし、どんな力をつけていくのか、不透明になってきています。また、この時代を表現するコトバとして「生きづらい」いうものがあります。多くの若者たちが(大人も?)「生きづらさ」を抱えているのです。
このような時代状況下で、私たちは若者たちと、なにを学びあっていけばいいのか、求められる学びとはなんなのか、今回のシリーズで考えていきたいと思っています。
今後、同じテーマで「保護者といっしょに考える」 、「地域といっしょに考える」と、立場をかえた方々とのトークで、このテーマをさぐっていく予定です。おおくのみなさんと、この年代のテーマを今後も考えあっていけることを願っています。おおくの方に参加いただけるとうれしいです。